井上ジョー “Buttcheek Sandwich (Me and She)”

パンキッシュ。

 

この曲は2016年のアルバム 'Joepop #2' に収録されています。早口に歌詞を詰め込んだ、疾走感あふれるパンクチューンです。

 


Another shitty vlog that won't get many views #3

 

こちらの動画は正式な MV というわけではないんですが、この曲がフィーチャーされてますのでご紹介しています。曲じたいはスペインと一切関係ありませんけどね。

 

この歌では基本的にジョーさんの人生観について歌ってます。シンプルにハッピーに生きていたい、旅して世界中のステキな人々に出会っていきたい、みたいな。せわし気でバタバタしたバンドにのせて、早口で駆け抜けています。なんか落ち込むようなことがあった日でも、この曲を聞けば蹴っ飛ばせるような、すっきりするような感じがします。そんな細かい事気にするな!! って。

そうです、この曲ではもう何も考えずに、ただただ迫りくるビートに2分37秒間身を任せていればいいんです。社会の理不尽なんて気にしないで、自分が幸せになれるように生きていこうぜ! っていうシンプルなメッセージです。

 

歌詞の冒頭で、いつ死んでもおかしくないみたいなことを言ってますが、これはだいぶ本心のようで、自らの手になる "Hold You Down" 解説でも言及されています。瞬間瞬間を精いっぱい生きることの大切さたるや。メメント・モリ、死を思えってやつです。

 

MV についても触れておきましょうか。これは2017年春にジョーさんがヨーロッパを巡ったときの vlog で、ここではスペイン・ビラダカンスからバルセロナへ移動するところから始まります。電車だと線路が曲がりくねってるので一時間くらいかかるらしいんですが、車なら30分ほどの距離だそうです。ていうかジョーさんて駅で踊るの好きですよね。"Brand New" の MV でもやってましたもの。

 

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本場のパエリアですね。おいしそう。

 

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バルセロナで撮られたというこの写真。こちらバックに映っているのは凱旋門だそうで、1888年バルセロナ万博を記念して建てられたものだとか。執筆時点の動画の OP では最後のカットに使われてますし、観光地としては結構穴場らしいので、バルセロナ界隈に行くことがあったら是非足を運んでみては?

 

最後に、ここまで読んでくれたあなたにだけ特別に buttcheek sandwich が意味するものをお伝えします。性的な表現なので注意してください。

 

 

 

 

 

buttcheek というのは「お尻のほっぺ」と直訳できる複合語で、つまりは臀部やお尻を意味します。んで、両方のお尻のほっぺでなにをサンドイッチするかというと、パートナーの顔です。この言葉は、肛門舐め rim job を意味するスラングということなんですね。なお、この rim job は ‘Joepop #3’ 収録の “Acoustic Love Song” にも出てくる表現なので、覚えておきましょう。