井上ジョー "Bujujujujuju"
ぶじゅじゅじゅじゅじゅじゅ
この曲は、2017年のアルバム 'Joepop #3' に収録されています。いやぁなかなか面白いストーリーですが、動物好き、特にネコちゃん好きには賛否が分かれそうです。
How girlfriends behave with their pets (Bujujujujuju)
Bujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujujuju
下の動画は2017年6月に生配信から抜粋されたもので、ペットを飼っている友達やその家族に対して物申しています。全編英語ですが、なかなか面白いことを話してます。これがこの曲の元ネタになったと言っていいでしょう。私自身ペットを飼っていないので飼っている側の気持ちはわかりませんが、この動画はペットを飼っていない人の方が楽しめるでしょうね。
そして、上にのせた動画がこの曲のリリック動画で、2017年9月にアップロードされています。もともと思っていたことなんでしょうが、世の中に打ち明けてから曲にするまでのまぁ早いこと。
曲が進むにつれ、だんだんとペットに対する憎しみ(笑)が激しさを増して行きます。ちょっとした戯曲みたいな歌詞です。仔猫一匹でここまで話を膨らませるこの観察力と想像力、ジョーさんの面目躍如です。音楽的には、同じフレーズの繰り返しなので特筆すべき点はないように感じます。まぁ少し気の抜けたようなかわいらしい音楽にのせて、後半一分間にわたって罵られる体験というのはなかなかできるものではありません。ネコの視点から家族ではない部外者に向かって、あまりに激しくけちょんけちょんにしてるんで、リリック動画でも文字にしませんでしたね。ジョークだと割り切れればくすっと笑えますが、それこそネコちゃんを飼ってたりすると良い気持ちはしないかもしれません。
でも、ほんとに動物ギラいなわけじゃなくて、過去にはこんな発言もありました。
ネコみたいに扱われたい。好きなだけ怠けて、それでも人は僕に居場所も餌もくれる。誰にでもイヤな態度を取れて、それでも人は愛してくれる。誰にも借りを返さなくてよくて、それでも無条件に僕を愛し続けてくれる。ー井上ジョー、2017年
出典:公式 Facebook でのある日の投稿から。翻訳は私によるものです。
ネコ好きかについて自身は持てなくなってしまいましたが、その気持ちわからないでもないですね。何にも縛られず、ネコみたいに自由に生きていたいという。