井上ジョー ’Joepop #1’ 全曲紹介 pt.2
さぁ、お待ちかねの本題、曲紹介です。
長くなるので前後半に分けたいと思います。随時、一曲ごとの紹介記事も書いていきたいなぁと思ってますのでそちらもチェックしてくださいね！
01. Magic
youtu.be アルバムの幕開けにふさわしい、元気いっぱいのピアノロック。とにかくピアノの跳ね方が心地よく、ノリノリになれます。ジョーさんの片思いソングは秀作ぞろいですが、その中でもこの曲の「恋の盲目度」というかキラキラ度は一二を争うんじゃないでしょうか。MV はこの曲のために撮り下ろしたもので、ジョーさんがはしゃいでる様子をスローモーションで楽しめます。この JOE T シャツ欲しいんですよねぇ。TE AMO NA BOCA の白 T とかと一緒に買いたいです。
02. Joemanian Song (旧タイトル：Joemanian)
youtu.be 一曲目の終わりから間髪入れず、壮大なストリングスとピアノのイントロが始まります。ヴァース部分のアコギは、ライヴでやったらかなり弾き語り映えしそう。ところでこの不思議なタイトルですが、「Romanian + Japanese」とのことで、ルーマニア語と日本語のミックスなんだそうです。のちに「Joepanglish」と呼ばれるところとなるあの言語と同じ語族に属するものだと思います。ご本人曰く、「日本語でもルーマニア語でも意味が通るようになってる」そうです。マジか。歌詞を捉えるのはかなり難しいですが、その爽やかさとスケールの大きさはまさに大自然。MV はルーマニアでのひと時を集めたものみたいです。
Romanian+Japanese="JOEMANIAN" New language
ルーマニアチャンネルまであるとは…。
03. KRD
Joe Inoue - KRD - Music Video (NOW ON SALE)
このタイトルは、「からだ（KaRaDa）」に因んでつけられたそうで、この曲は体のパーツや自然を女の子の名前に見立てて歌うラヴソングとなっています。この曲での歌声の優しさは特筆に値します。これは惚れますね。エレキの楽譜にメリハリがついていて、生んでくれたおかあさんに感謝したくなるようないい曲に仕上がってます。MV は夜景のなか歌うジョーさん（こりゃまたパーカーが派手です）から始まって、歌詞とマッチした映像が続きます。途中で出てくる味のあるイラストは誰の手によるものなんでしょうか。ちなみにこの曲ファン人気が高くて、歌詞解説もご本人がなさっているので、それについては別枠で紹介したいと思います。
04. Boys and Girls
この曲はリフがまず良い。音階の上昇の途中に使われている半音が効いてます。盛り上がれるからライヴ映えするだろうなぁ。初めてのデートで来た遊園地が舞台で、男の子の視点と女の子の視点で歌われているのでカラオケに搭載されたら誰かとデュエットできます。全くの余談ですが、私のウォークマンで前曲と続けて聞くと、前曲の音があまり大きくないところにイントロのドラムの主張のまぁ激しいこと。毎回びっくりしますがこれは私だけなんでしょうか…？ MV はロサンジェルス・サンタモニカにあるパシフィック・パークという遊園地で撮影されていて、女の子に振り回されながらも初デートを楽しむ男の子パートです。ジョーさんが出ているMVはたくさんありますけど、茶髪でメッシーな感じ（こういう髪型好きな方多いんじゃないでしょうか。いや、いつもステキなおぐしでいらっしゃいますけども。）は珍しい感じがします。
05. The One
Joe Inoue - "The One" - Music Video
来ました EDM です。イントロは結構警戒心というか不安になるようなメロディーなんですが、サビのジャンプしたくなるノリはとてもパーティー向き。ジョーさんはよくきれいな脚韻を踏むので、その部分は特に一緒に口ずさみたくなります。この曲の個人的な一番の聴き所はサビ前のブリッジで、あそこのイケボみは本当に深みでいつも鳥肌が立つんです。あんな声で言われたらまぁ会うよね。MV はゴージャスなショットガンを構えた女の子の映像です。恥ずかしながら、私にはジョーさんのMVに出てくる女性が何人いるのか、判別できていません。この曲と次曲の MV に出演してる二人は違う人だと思うんですが、キャスティングにこだわるわりに MV の内容はそこまで曲に踏み込んでいないような…。どちらかと言えば、曲のおおまかなイメージみたいなものを提示することにフォーカスしてるように感じます。
06. Straight Up (Killing Me)
二曲続けてエレクトロなテイストです。前曲が夜のディスコっぽかったのに対して、こっちは昼間のパーティーで流すような明るい感じでしょうかね。キックが The EDM っていう使い方をされていて、サビの位置がとても分かりやすいです。
MV は男女のペアがバスケしたりの爽やかな仕上がりですが、この二人どこかで見たことある…と思ったらなんと、TENGUBOY名義の "We've Been"（2013年）にも登場していました。'Joepop #1' 自体のリリースは2016年（ちなみに、Wiki に載っているアルバムリリース日の丸々一年前にライブでこの曲をやってる映像も残っていました。こういうのを先行シングルというんでしょうか。）なので、このMVは "We've Been" のオフショット集的な位置づけでもあるんでしょうかね。
07. Morning Light
Joe Inoue - "Morning Light" Preview
ミドルテンポなロック。ヴァースがふわふわしていて、ああギターのカッティングがいいなぁロックだなぁおおっ盛り上がってきたぞなんて思っていると結構あっさり終わります。MV は朝焼けを40秒間収めた映像に曲をかけるだけというシンプルなものです。
08. Living Dead
かなりハードなヘヴィメタルです。ジョーさんって結構デスボイスを出し惜しまないですよね。何かに怒っていたり、気持ちがドロドロしてる曲でよく使います。いやそれ当たり前じゃんって思えるかもしれませんが、その歌声のレパートリーが多さこそが、「 ‘’JOEpop’’ というジャンル」を作り上げるんだと思います。MV は、マスクつけたジョーさんの目力に圧倒される50秒です。改めて MV を聞くと、デスボイスとかヘヴィなリフのパートが入ってないこともあってだいぶ曲全体の印象とは違って聞こえます。これは買って聴くしかない…。
ここらで前半戦終了しまーす。
